2024年元日に起きた能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様やご家族、関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
減災ラボは、これまでの被災地支援や日頃の防災教育活動などの経験を、能登半島地震で被災された方の復興や心の支えに少しでもお役に立てればと考えております。このページでは、能登半島地震における減災ラボの活動を随時ご紹介していきます。被災地の状況やボランティアの活動を知ることで被災地支援や復興への応援、また、ご自分の防災を思うきっかけにして頂けましたら幸いです。
減災ラボは、能登町で活動をしている『災害支援JOCA能登チーム』に協力し、現地での支援活動や遠隔での後方支援などをしています。
『災害支援JOCA能登チーム』は、JOCA(青年海外協力会)、社会福祉法人佛子園、災害看護のプロで被災地での支援活動が豊富な山中弓子さん(看護師、防災士)が代表を務める「てとめっと」が連携して活動しています。
能登町、社協、中間支援組織などと連携し、「支援が必要なところ(人)へ必要な支援を届ける」を胸に、避難所や福祉避難所、仮設住宅での見守り支援などをしています。
プロジェクトマネージャーの山中さんとは「全国防災関係人口ミートアップ」でのご縁がきっかけでした。まさに「顔の見える関係」があったからこそできたことです。
なお、災害支援JOCA能登チームでは、ボランティアを募集しています。能登町でのボランティア活動に興味がある方は、メッセージを頂けましたら幸いです。詳細をお知らせいたします。
写真:前列中央が減災ラボの鈴木、その左がPMの山中さん、そして全国各地からのボランティアの皆さん
左手の親指を曲げて能登半島に見立てた「能登サイン」2024年4月11日にベースにて撮影
Report 6 #懐メロレコード喫茶PJ
活動期間:2024年5月2日〜
“懐メロレコード喫茶”を能登町にプレゼントしよう!カンパのお願い
◎趣旨◎
避難所や仮設住宅での生活では、今も心の緊張が続いています。
ほんの一瞬でも好きな時に好きな曲や懐かしい曲が聴ける”ほっ”とできる時間のために、レコードプレーヤーを数台買って集会所などに設置したいです。
◎カンパの概要◎
【活動名】懐メロレコード喫茶PJ in 能登町
【目標金額】1st目標 5万円 2nd目標 10万円
【カンパ先】ゆうちょ銀行 鈴木光 028 普通 2620685
【資金使途】ポータブルレコードプレーヤー、レコード針、スピーカーなど
【責任者】鈴木光(一般社団法人減災ラボ代表理事、元ジャズ喫茶「ちぐさ」)
【問い合わせ】info@gensai-lab.com またはメール
詳細は、こちら。(2024/5/2掲載)
Report 5 #支援活動
活動期間:2024年4月4日、5日
支援内容:ぬいぐるみプロジェクト
ぬぐるみを使ったストレスケアです。ぬいぐるるみを抱っこしたり触った時に分泌される「オキシトシン」は、ストレスを緩和することが研究でも実証されています。「災害支援JICA能登」プロジェクトマネージャーの山中弓子さん(看護士、防災士)が熊本地震の際に実践していたものを能登町でも始動しました!そこで、「くまちゃん」購入のために、減災ラボの能登半島地震報告会で頂いたカンパを使わせていただきました。子供も大人も、女性も男性も、みんなが少しでもほっとできますように。
Report 4 #現地活動
活動期間:2024年4月3日〜4月11日
活動内容
1月からお世話になった自衛隊風呂が撤収することになりました。最後は、避難所や地域の方、支援者などで感謝の寄せ書きをお渡ししました。また、前回の活動でお試しで好評だった「カップ味噌汁」ももっと簡単にできるようにふりかけ方式に改良。やはり地元のお味噌は食べ慣れた味で喜ばれました。
この頃から、避難所の集約や閉鎖が本格的になってきましたが、仮設住宅の完成もまだ一部なので、避難所の見守りも大事な役割の一つです。例えば理学療法士のボランティアさんによる椅子に座ってできる体操は、運動不足になりがちな中で喜ばれました。
その際に懐メロレコード喫茶も同時開催。美空ひばりを聴きながらおしゃべりをしながら体操をするのも好評でした。また、レコードを家から持ってきてくださる方もいて、ほんのひと時ですが、レコードを囲んで和やかな時間でした。
Report 3 #報告会
開催日:2024年4月2日(川崎市役所)
概要:「能登半島地震から学ぶ 川崎の防災」
神奈川県川崎市議の有志、危機管理室の皆様に、能登半島地震の支援活動の様子を紹介し、そこから「川崎の防災をどう考えていくのか」について意見交換しました。
どうしたら災害への備えを「わがこと」にできるのだろうか、についても様々な意見が交わされました。訓練にリアルを持たせることも必要ですし、知ることも必要。やるべきことは膨大ですが、できることを着実に丁寧にやっていこうと、という意思疎通が図れたことは、これからの備えに大きな力になりますように。
Report 2 #チャリティ映画上映 #報告会
開催日:2024年3月24日
会場:一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク(横浜市中区)
概要:
いま私たちにできることは何なのか?寄付やボランティアなどの即時的な支援とともに、能登とはどんなところなのか、その風土や文化を“知る・感じる”ことも大切であると考え、この上映会を開催することとなりました。
映画『ひとにぎりの塩』(石井かほり監督)
能登半島北部で400年以上続く伝統的な塩作りを追ったドキュメンタリー映画です。映画のあとには、(一社)減災ラボの鈴木光が、現在の能登の様子や支援活動のことなどについてもお話しさせていただきました。また、ボランティアに行かれた方の体験談も。映画のお供に、2月の活動時に再開した農協などで買い求めた能登酒や食材(塩ようかん、酒粕、味噌など)を振る舞いました。
【支援金報告】22,750円
多大なるご支援をいただきありがとうございました!4月3日に「災害支援JOCA能登」のPMの山中さんにお渡しいたしました。
共催:mikibar 林美貴
特別ご協力:石井かほり様(映画『ひとにぎりの塩』監督)
ご協力:青山志穂さん(㈳日本ソルトコーディネーター協会代表理事)
ご協力:松本祥孝さん(フォトグラファー)
主催(企画・運営):一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク 、一般社団法人減災ラボ
Report 1 #現地活動
活動期間:2024年2月24日〜3月5日
活動内容
(1)輪島市建物被害調査(工学院大学:2月24日〜2月25)
(2)能登町避難所環境改善、福祉環境改善(2月26日〜3月5日)