〜土地の性格を知り、うまく付き合う、災害を乗り越える〜
愛媛県大洲市を流れる肱川は、西日本豪雨の時は流域の各地で浸水被害が発生し、ライフラインも途絶し、災害時の生活と復旧・復興活動の困難を経験しています。しかし、地域によって被害の大きさには違いがあり、将来への備えにも格差がありました。
またいつか肱川は氾濫するかもしれません。
過去の教訓に学び、堤防に安心することなく、愛すべき大洲で災害と折り合いをつけて生きる・生活するための知恵や備えを、地域に根ざしている復興支援団体と一緒に企画し学びました。
◎開催日時:
2022年11月17日(水)10:00〜13:00
◎開催場所:赤レンガ館、肱南ピクニックラン
◎参加者:
大洲喜多法人会女性部、大洲市社会福祉協議会、大洲市危機管理課 約20名
◎協力:Reboot Project(愛媛県大洲市)、溝の口減災ガールズ(神奈川県川崎市)
◎内容
マップづくり+ミニ炊き出し
・地域コミュニティのイベントとしてマップづくりを実施しました
・災害を経験した大洲だからこそ、これからもこの土地に前向きに向き合うためのマップづくりです
・「虫の目」と「鳥の目」で地域を観察してみよう
・「虫の目」では、手描きの「my減災マップ」(紙地図)づくりを通じて、地域の災害特徴を細かく見る
・「鳥の目」では、デジタルの国土交通省「重ねるハザードマップ」(web地図)を活用し、まち全体で見る
・水害時に食事に困ったという経験から、ランチを兼ねたミニ炊き出し※ワークショップを同時開催しました
※災害時のライフラインが制限される時でも、カセットコンロ、ボンベ、鍋、ポリ袋でできる料理方法。家庭にあるもので簡単に、美味しくできるため、日常から時短料理、手軽料理としても活用できます。
参加者の声
手書き版my減災マップづくり
デジタル版my減災マップづくり
ミニ炊き出し
今回のプロジェクトは、減災ラボが日本財団の「2020年度 新型コロナウイルス感染症に伴う社会活動支援(1)「社会を変える活動支援」」の助成を得て活動するものです。